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環境経営

法を遵守し、着実な環境保全活動を行います。

リサイクル指向の社会を構築するために、廃棄物処理法、資源有効利用促進法、家電リサイクル法などの環境関連の法律が施行されています。特に、企業には、これらの法律を遵守し着実に環境保全の活動をすることが、生産者責任として強く求められています。
当社も、この社会的な要求に沿うために、環境への様々な取り組み"環境経営"に注力しています。
2002年に、環境経営システムEMS:Environmental Management Systemに関する国際規格ISO14001を取得し、2018年には2015版を取得しました。このEMSの活用により、環境経営を効率的・継続的に行っていきたいと考えています。

西日本家電リサイクル株式会社「環境・労働安全衛生方針」

西日本家電リサイクル株式会社は、使用済み家電製品のリサイクルを通して資源循環型社会に貢献し、安心・安全かつ信頼される企業を目指します。
そして、東芝グループ経営理念「人と、地球の、明日のために。」のもと、すべての事業活動において生命・安全・コンプライアンスを最優先し、豊かな価値の創造と地球との共生を図ります。

基本方針

  1. 環境・労働安全衛生パフォーマンスを向上させるため、ISO14001(環境マネジメントシステム)とISO45001(労働安全衛生マネジメントシステム)に適合したマネジメントシステムを継続的に改善し、負傷・疾病の予防、汚染の予防に取り組みます。
  2. 環境・労働安全衛生に関する法規制、弊社が同意するその他の要求事項、及び自主基準を遵守します。
  3. 環境目標を設定し、以下の活動を推進します。
    1)気候変動への対応
    • エネルギーの効率的な利用、フロンガスの適正な回収・管理により温室効果ガスを削減します。

    2)循環経済への対応

    • 資源の有限性を認識し、資源の有効活用と廃棄物の発生を抑制します。

    3)生態系への配慮

    • 事業活動による生態系への影響を認識し、自然環境や生物多様性の保全に努めます。
    • 水資源の有効利用と汚染の予防により、地球環境保全に努めます。
    • 化学物質による汚染の予防に努めます。
  4. 労働安全衛生目標を設定し、以下の活動を推進します。
    1)労働災害や職業性疾病の撲滅のため、これらを誘発する危険源の除去に努めます。
    2)従業員が個々の能力を十分発揮するため心身の健康保持増進に努めます。
    3)5S美化活動による快適な職場環境づくりに努めます。
    4)事業に関わる働く人及びその代表と安全・健康への取り組みを適切に協議し、参加を支援します。
  5. 環境・労働安全衛生に関する教育・啓発活動の継続的な実施により、意識の向上と個人力量のレベルアップに努めます。
  6. 積極的な情報開示や社会貢献活動を通して、ステークホルダーとのコミュニケーションを図ります。
  7. 環境・労働安全衛生方針及び環境・労働安全衛生マネジメントシステムは、定期的に見直しを行います。
  8. この方針は、弊社の業務に従事するすべての人に周知するとともに、社内外に開示します。

2024年7月1日


環境負荷低減

フロン類(冷媒と断熱材)の回収

オゾン層を破壊し又は地球温暖化に深刻な影響をもたらすフロン類の大気中への排出を抑制するため、フロンを適切かつ確実に回収します。


二酸化炭素:CO2の抑制

マテリアルリサイクルの促進により、地球温暖化の一因であるCO2の排出量を大幅に抑制します。


廃棄物最終処分量の削減

北九州エコタウン企業などとの連携により、廃棄物ゼロ・エミッションを図ります。


環境に優しい循環型リサイクルプラント

工程廃水をプラント内で回収・浄化し、再利用しています。

ライフサイクルアセスメント(LCA)

製品のライフサイクルにおける環境負荷を算出する方法に、ライフサイクルアセスメント(LCA)があります。
家電リサイクルでは、電力・石油などの各種エネルギーを用いて、使用済み家電製品を収集・分解・破砕して、鉄・銅・プラスチックなどの材料として再生しています。再生材料は様々な製品の製造段階で利用され、新規に原料から製造する代替になります。
CO2排出量を当社の処理実績を基に比較して見ると、再生材料を使用した場合、原料から製造する場合に比べ大幅な削減となっています。この例からも、家電リサイクルは、地球温暖化、大気汚染などの環境負荷の低減に有効である事がわかります。

《地球環境に及ぼす影響をCO2排出量で評価》

NKRCのリサイクル処理:71万台処理の場合→有価物:27,696トン(参考値)


【増加分】リサイクル処理によるエネルギー使用量
(全エネルギー消費量をCO2に換算)

増加されるC02排出量:+3,744トン/年


【削減分】原料から製造した場合のCO2排出量
(同じ量の有価物を新たに原料から製造)

削減されるC02排出量:−36,648トン/年

環境データ

下水排水濃度分析

(単位:mg/L)[排水量:50m3/日未満][BOD規制値:1500mg/L以下]

敷地境界騒音測定

(単位:db)[第4種区域工業専用地域][規制値:朝昼間〜夕70db以下]

職場粉塵濃度測定

(単位:mg/m3)[一般粉塵][自主管理濃度:3.00mg/m3以下]

雨水排水濃度分析

(単位:mg/L)[規制値 SS:200mg/L以下、BOD:160mg/L以下、pH:5.8〜8.6]

アスベスト濃度分析

(単位:f/L)[規制値 建屋内:150f/L以下、建屋外:10f/L以下]

SDGsへの取り組み

SDGsとは

「SDGs(エスディージーズ)」とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月に国連で採択された国際社会共通の目標です。世界を変える持続可能な開発目標は、2030年までに達成すべき17の目標と169のtarget(具体目標)を掲げています。


東芝グループ経営理念「人と、地球の、明日のために。」

西日本家電リサイクルは、東芝グループの一員として、東芝グループ経営理念に合致する「持続可能な社会の実現をめざすSDGs」に、家電リサイクル事業を通して貢献してまいります。東芝グループのSDGsへの取り組みについて詳しくは、下記ウェブページをご覧ください。

東芝グループのSDGsへの取り組み